① サブプライムローンの題にした理由
最初はサブプライムローンって何だろう??という程度の疑問しかなかった。しかし、日を追うごとに新聞やテレビのニュースで深刻さが伝えられニュースに取り上げられない日がなかったので、どうしてこんなにまで日本や世界に広がっていったのかと不思議に思い、サブプライムローンについてもっとよく知りたいと思った。また、ちょうどその頃、就職の内定会社が証券会社に決まり、これからの就職に役立つと思ったのでこのサブプライムローンについて調べていこうと思った。
2008年11月10日月曜日
2008年11月9日日曜日
サブプライムローンについて
経済学部 国際経済学科 米田奈央
1 この題にした理由
就職先が証券会社に決まり、興味をもったから。
そもそもサブプライムローンという言葉をはじめて聞いて何??と思ったから
アメリカ発の問題がどうして日本にまで広がったのか不思議に思ったから
2 サブプライムローンとは何か??サブプライムローンについて
アメリカの低所得者向けのローン
主に住宅ローンをいう
普通ローンよりも金利が高い
3 どうして問題になったのか??
もともとは住宅ローン会社が銀行からお金を融資してもらい、それを消費者に貸し出し、消費者はそのお金で住宅を買うという単純なものだった。しかし、住宅ローン会社はこれを投資銀行へ売り、さらに投資銀行はこれを小口にわけ、証券化して売ってしまった。また、他の証券と組み合わせたりしながら、だんだん複雑化した。こうなると、どこにこの住宅ローンの証券が潜んでいるか誰にも分からない。
4 公的資金について
経済学部 国際経済学科 米田奈央
1 この題にした理由
就職先が証券会社に決まり、興味をもったから。
そもそもサブプライムローンという言葉をはじめて聞いて何??と思ったから
アメリカ発の問題がどうして日本にまで広がったのか不思議に思ったから
2 サブプライムローンとは何か??サブプライムローンについて
アメリカの低所得者向けのローン
主に住宅ローンをいう
普通ローンよりも金利が高い
3 どうして問題になったのか??
もともとは住宅ローン会社が銀行からお金を融資してもらい、それを消費者に貸し出し、消費者はそのお金で住宅を買うという単純なものだった。しかし、住宅ローン会社はこれを投資銀行へ売り、さらに投資銀行はこれを小口にわけ、証券化して売ってしまった。また、他の証券と組み合わせたりしながら、だんだん複雑化した。こうなると、どこにこの住宅ローンの証券が潜んでいるか誰にも分からない。
4 公的資金について
アメリカでは、低所得者層や信用力の低い個人層はサブプライムと呼ばれ、アメリカ人全体の25%を占めると言われる(信用度が平均以上の層はプライム層と呼ばれる)。サブプライムローンとは、この低所得者層に向けたローンで、主に住宅ローンを指す。信用度が低いだけに、貸し出す金融機関のリスクは高い。
例えば、収入の少ない人が、サブプライムローンを利用して家を買いました。 ローン会社は「もしかしたら返してくれないかもしれない」と考える。 そこで、お金を貸したときに、お礼として受け取る利息を、普通のローンよりとても多くします。 この利息が多いのがサブプライムローンの特徴です。金利は高くなるが、それでも住宅ローンを組めるということで人気を呼んだ。サブプライムローンは住宅ローン全体の約14%を占め、融資残高は約1兆3000億ドルにもなっていた。ところが、06年の後半あたりから、ローンを支払えない率=延滞率が13%台にまで上昇。余波を受けてサブプライムローンを手がける会社の経営は悪化。今年3月には、サブプライムローンの大手が上場廃止に追い込まれてしまった。延滞率上昇の背景にあったのは、金利アップと同時に住宅価格上昇が鈍化したこと。
アメリカでは景気がとても良くて、数年前から家を買う人がどんどん増えました。買いたい人が多いので、住宅の値段が上がっていきます。買ったときよりも、値段が高くなるのです。 「もし払えなくなったら家を売って借金を返せばいいのです」。ローン会社はそういって貸しました。だから、収入の少ない人が借金することができたのです。サブプライムローンを利用した人は600万人を超え、金額は150兆円に上りました。
ローン会社は、どんどんもうかりました。 しかし、貸した相手は収入の少ない人たちなので、返せない人が出ないか、やはり心配です。そこでどうしたかというと・・・ 貸したお金を返してもらえるという権利、貸したという証明書を集めて売ることにしたのです。 買い手は、世界の銀行や、ファンド会社です。 ファンドとは、いろんな人や会社から、お金を預かって株を買ったりして、代わりにもうけてあげるのが仕事。こんなものを買って、もうかるのかなと思うかもしれませんが、利息がたくさんもらえるから魅力的。それに、住宅の値段が上がれば心配はありません。
そこで世界中の銀行やファンドが、この権利をどんどん買っていったのです。 しかし、住宅の値段が上がりすぎて、買う人がいなくなりました。その結果、おそれていたことが起きてしまいました。 住宅の値段が去年から急に下がりはじめたのです。
サブプライムローンを利用した人たちは、家が高く売れないので借金が返せません。 ローンを利用する人も減って、ローン会社はもうからなくなります。 さらに、ファンドや銀行が持っている「お金を返してもらえる権利」も紙くず同然。お金が入らなくなるから、次々と損をします。
それだけではありません。 ファンドにお金を預けている人が、心配になって金を返してほしいといいます。そこで、ファンドは自分が持っている株を、世界中で売ってお金に代えようとします。株を売る人が急に増えました。 株は買いたいと思う人が増えれば値段が上がり、売りたい人が増えれば下がります。
実はサブプライムローン、住宅の値上がりを期待した転売目的で使った人も多かったのだ。ところが、住宅価格が思うように上がらず、売るに売れなくなってしまったというのである。日本も含めて世界中の株の値段が、一斉に下がりました。株を持っている人に、大きな損が出てしまったのです。 日本でサブプライムローンを借りている人はいないのに、日本でも、株の値段が下がったのはこういうわけなのです。
だがこの問題、単なるローンの焦げ付きでは済まなかったのです。ローン会社は、融資したローンを証券化し、債券の形にして、世界中の金融機関に売っていたからだ。ローンの焦げ付きは、この債券を買った世界中の金融機関を直撃する。さらに、債券購入者には、世界中の株式に投資しているヘッジファンドもあった。株価に影響力を持つファンドに何かあったら…という恐怖もあり、世界的な株安の流れになったのである。
<参交>
http://www.nhk.or.jp/kdns/hatena/07/1006.html(NHK週間こどもニュース)
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112007082302.html?vos=nr25alsaz08071703(R25.jp)
例えば、収入の少ない人が、サブプライムローンを利用して家を買いました。 ローン会社は「もしかしたら返してくれないかもしれない」と考える。 そこで、お金を貸したときに、お礼として受け取る利息を、普通のローンよりとても多くします。 この利息が多いのがサブプライムローンの特徴です。金利は高くなるが、それでも住宅ローンを組めるということで人気を呼んだ。サブプライムローンは住宅ローン全体の約14%を占め、融資残高は約1兆3000億ドルにもなっていた。ところが、06年の後半あたりから、ローンを支払えない率=延滞率が13%台にまで上昇。余波を受けてサブプライムローンを手がける会社の経営は悪化。今年3月には、サブプライムローンの大手が上場廃止に追い込まれてしまった。延滞率上昇の背景にあったのは、金利アップと同時に住宅価格上昇が鈍化したこと。
アメリカでは景気がとても良くて、数年前から家を買う人がどんどん増えました。買いたい人が多いので、住宅の値段が上がっていきます。買ったときよりも、値段が高くなるのです。 「もし払えなくなったら家を売って借金を返せばいいのです」。ローン会社はそういって貸しました。だから、収入の少ない人が借金することができたのです。サブプライムローンを利用した人は600万人を超え、金額は150兆円に上りました。
ローン会社は、どんどんもうかりました。 しかし、貸した相手は収入の少ない人たちなので、返せない人が出ないか、やはり心配です。そこでどうしたかというと・・・ 貸したお金を返してもらえるという権利、貸したという証明書を集めて売ることにしたのです。 買い手は、世界の銀行や、ファンド会社です。 ファンドとは、いろんな人や会社から、お金を預かって株を買ったりして、代わりにもうけてあげるのが仕事。こんなものを買って、もうかるのかなと思うかもしれませんが、利息がたくさんもらえるから魅力的。それに、住宅の値段が上がれば心配はありません。
そこで世界中の銀行やファンドが、この権利をどんどん買っていったのです。 しかし、住宅の値段が上がりすぎて、買う人がいなくなりました。その結果、おそれていたことが起きてしまいました。 住宅の値段が去年から急に下がりはじめたのです。
サブプライムローンを利用した人たちは、家が高く売れないので借金が返せません。 ローンを利用する人も減って、ローン会社はもうからなくなります。 さらに、ファンドや銀行が持っている「お金を返してもらえる権利」も紙くず同然。お金が入らなくなるから、次々と損をします。
それだけではありません。 ファンドにお金を預けている人が、心配になって金を返してほしいといいます。そこで、ファンドは自分が持っている株を、世界中で売ってお金に代えようとします。株を売る人が急に増えました。 株は買いたいと思う人が増えれば値段が上がり、売りたい人が増えれば下がります。
実はサブプライムローン、住宅の値上がりを期待した転売目的で使った人も多かったのだ。ところが、住宅価格が思うように上がらず、売るに売れなくなってしまったというのである。日本も含めて世界中の株の値段が、一斉に下がりました。株を持っている人に、大きな損が出てしまったのです。 日本でサブプライムローンを借りている人はいないのに、日本でも、株の値段が下がったのはこういうわけなのです。
だがこの問題、単なるローンの焦げ付きでは済まなかったのです。ローン会社は、融資したローンを証券化し、債券の形にして、世界中の金融機関に売っていたからだ。ローンの焦げ付きは、この債券を買った世界中の金融機関を直撃する。さらに、債券購入者には、世界中の株式に投資しているヘッジファンドもあった。株価に影響力を持つファンドに何かあったら…という恐怖もあり、世界的な株安の流れになったのである。
<参交>
http://www.nhk.or.jp/kdns/hatena/07/1006.html(NHK週間こどもニュース)
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10005000/1112007082302.html?vos=nr25alsaz08071703(R25.jp)
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